シクロオキシゲナーゼを不可逆的に阻害する抗炎症薬はどれか。1つ選べ。
解答 ２
選択肢２：アセチルサリチル酸（アスピリン）は、シクロオキシゲナーゼ（COX）をアセチル化し、不可逆的に酵素活性を阻害します。
１ 誤
これはアセトアミノフェンの構造について述べています。アセトアミノフェンは、脳の視床下部の体温調節中枢に作用し熱を下げ、また、痛みを感じる閾値を上げることで痛みを和らげます。
２ 正
３ 誤
これはイブプロフェンの構造です。イブプロフェンは、COXを可逆的に阻害し、解熱、鎮痛、抗炎症の効果を発揮します。
４ 誤
これはメサラジンの構造です。メサラジンは、炎症性細胞から放出される活性酸素を消去し、炎症を抑えます。また、ロイコトリエンB4（LTB4）の生合成を抑制し、炎症性細胞の組織への浸潤を抑制します。
５ 誤
これはサリチル酸ナトリウムの構造です。サリチル酸ナトリウムは、COXを可逆的に阻害することで、解熱鎮痛抗炎症作用を示します。
コメントを残す